外国人関連

岐阜 申請から許可・不許可までの流れ ③


許可・不許可の通知

1. 結果の通知方法

法務大臣による決裁後、担当の審査官から 申請者本人に直接結果が伝えられます

  • 不許可通知: いきなり自宅に届く場合や、発送前に直接連絡が入る場合がある
  • 許可通知: 担当審査官から直接電話で連絡が入り、法務局で身分証等の書類が交付される

2. 不許可理由の確認

原則として 不許可の理由は開示されません。 ただし、過去の犯罪歴や交通違反などが理由で 一定期間経過後に再申請が可能なケース では、理由を伝えられることがあります。

3. 不許可後の対応

不許可通知には「行政事件訴訟法に基づく取消訴訟が可能である」と記載されています。 しかし、

  • 帰化申請は 法務大臣の裁量 が広く、
  • どの部分が 濫用・逸脱 になるかを特定するのが難しいため、
  • 訴訟を提起しても 勝訴の見込みはほぼない

そのため、訴訟に時間や費用をかけるよりも 再申請に向けた対策を考える 方が現実的でしょう。

4. 帰化許可後の手続き

許可が下りると、

  1. 担当審査官から直接電話連絡
  2. 法務局で帰化者の身分証等の書類が交付
  3. 市区町村役場へ持参し、戸籍の編製を依頼

5. 帰化申請の全体期間

帰化の結果が出るまでには、

  • 受付から許可まで: 約 1年~1年半
  • 自己申請者の受付準備期間: 約 1年(場合による)
  • 合計: 約 2年~2年半

6. 専門家への依頼のメリット

帰化申請の専門家に依頼することで、

  • 書類準備の効率化
  • 申請手続きのサポート
  • 審査期間の短縮

が可能となります。

お金はかかりますが、 「時間を節約したい」「早く許可が欲しい」という方には 大きなメリット となるでしょう。

 


田中 貴之

代表 行政書士 申請中

田中 貴之

保有資格 行政書士(申請中)、上級相続診断士、宅地建物取引士、AFP、証券外務員1種

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